JR東日本とJR西日本は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、上越新幹線・北陸新幹線では新型車両への置き換えや輸送体系の見直しを実施します。
オール2階建て新幹線E4系「Max」編成の定期運行終了に伴い、上越新幹線には2021年10月2日からE7系車両が追加投入されました。現在は東京駅〜新潟駅間の「とき」32本、東京駅〜高崎駅・越後湯沢駅間の「たにがわ」11本がE7系で運転されています。今回のダイヤ改正によりE7系車両で運転する列車が12本追加され、乗車チャンスがさらに拡大します。改正後は「とき」36本、「たにがわ」19本がE7系での運転となり、「グランクラス(飲料・軽食なし)」の連結をはじめ車内サービスと快適性が向上します(詳細は下表を参照)。
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一方で上越新幹線では利用状況に合わせて輸送体系の見直しが行われます。「とき」のうち上下各2本と、「たにがわ」のうち下り2本の列車については、利用が多く見込まれる日に運転する臨時列車となります(運転時刻は下表を参照)。また、上り「たにがわ」のうち夜間の1本は運転取り止め、早朝の1本は土休日の運転が取り止められます。
北陸新幹線でも東京駅〜金沢駅間の「かがやき」のうち上下各2本の臨時列車化が行われ、利用の増減に合わせた運転日の設定が可能となるよう見直されます(運転時刻は上表を参照)。
併せて、臨時列車として現在は週末を中心に運転している金沢駅発・富山駅行の上り「つるぎ」2本について、ダイヤ改正後は毎日運転に変更されます(運転時刻は上表を参照)。これは、金沢駅で接続する在来線特急列車「サンダーバード」の運転本数が曜日別に見直されることに伴うものです。